仕事中にお昼ご飯をゆっくりとれる日はあまり多くないのだけれど、1週間の内何日かは30分くらいかけてゆっくり昼食を食べれる時があります。そんなときに最近よく行くのはタイレストラン。もともとタイ料理がかなり好きだったのですが、銀座周辺を見回してみると結構な数のタイ料理屋がありますね。新しい店を見つけては「これは旨かった」「これは外れだった」と勝手に感想を述べています。ちなみに、料理の写真を携帯のカメラで毎回撮影するようにしているのですが、特にブログ等にアップすることはなく、携帯のフォルダの中に埋もれたままになっています。気が向いたらご飯系ブログでもやってみようかな・・・と考えているのですが、今の仕事の状況だととてもではないがそんな時間はとれませんねえ。。。さて、そんな中で最近話題なのが、目黒と池袋をつなぐ首都高山の手トンネル。渋滞緩和のために作られたこのトンネルがもうすぐ開通しますが、開通前の山の手トンネルで、日産GT-Rのお披露目イベントが開かれたそうです。どうもこれはかなりこってりしたPR戦略が裏にあるそうですね。
立場をわきまえる/日テレ、セブン&アイ、電通がネット通販の新会社
本日は1日中群馬県に出張でした。毎月1~2日程度は群馬県のクライアント先に出向いているが、山の中にある出張先なもので、この時期は毎年寒くてかないません。今日はまだ暖かい方でしたが、来月あたりになると凍えるような寒さなんだろうなあ。。と思います。ところで、群馬出張中に東京の事務所より連絡があり、某週刊誌様からテレビに関する特集記事を組んでいるので、話を色々聞かせて欲しいと取材要請がありました。テレビ番組とスポンサー企業との関係の内情を知りたいようでしたが、我々にとってテレビ製作会社や放送局は、クライアント企業とならんで大事なお取引先やお世話になっている企業様という形になります。残念ですが、我々はテレビ業界に対してもの申すようなポジションにいるわけではございません。よって大変恐縮ではありましたが、取材はお断りさせていただきました。テレビ業界批評になりますと、もっと他に適任の方がきっといらっしゃると思いますので・・・すみません(ただ、雑誌媒体さんからの取材に対しても、本当は偉そうにお断りを入れられるような立場でもないのも事実なのですが・・・テレビPR会社として、板挟みな状況故に出させて頂いた結論でした)。立場をわきまえさせて頂きました。
記憶の奥底/ジャンプスクウェア成功の理由
ある同年代の友人との会話の中で「あばれはっちゃく」という子供向けドラマがその昔あったことを急に思い出しました。破天荒で腕白な少年の物語で、乱暴者だが正義感の強い男の子のお話だったように記憶しています。少年の父がまるで水戸黄門の印籠のように、毎回毎回「父ちゃん情けなくて涙でてくらあ」という決め台詞をぶっぱなすのがお楽しみでした(笑)。話は弾んで、子供の頃に夢中になった漫画やおもちゃの話を酒の席で花咲かていた連休です(ゲームセンター嵐、プラモ狂四郎、ロボだっち、毎ティフロッグやホーネット、ワイルドラリーと言った田宮のラジコンシリーズ・・・等々)。僕ら記憶の奥底にある淡く楽しい思い出は、子供時代を過ごした当時の日本の漫画やおもちゃといった文化に徹底的にすり込まれているのは周知の事実です。マーケティングでもそういった「記憶の奥底」を呼び戻す事が、もうずっとここ何年かは重要視されているようです。先日、史上初の10万部増刷を記録した集英社のジャンプスクウェアの成功も同じところにポイントが見いだせるようですね。
疲弊する時期/「キス」するレッサーパンダ
強度のサッカーファンである僕(代表取締役・吉池理)は、お休みの日はボクシングの練習をするかサッカー観戦に明け暮れるかといった感じで時間を過ごすことが多い。ボクシングは観戦も練習もするのだが、サッカーに関しては学生時代にプレーはしていたものの、今ではすっかりただの観客です。さすがに90分走り続けることなど、この年(34歳)になってはちょっと難しい・・・というのが現実ですね(ボクシングもきつそうだが、こちらは試合に出るわけではなく練習を楽しんでいるだけなので、何とも気楽なものなのだ)。さて、そんな僕が応援する某真っ赤なJリーグのチームは、数日前AFCが主催するアジアチャンピオンズリーグという大会で優勝し、名実共にアジア最強のチームとなった(万歳!)。そんなチームも、一番大事な国内リーグであるJリーグでは、幾多の試合で怪我人や疲労が蓄積し、あと1勝すれば優勝が決まると言うところで足踏みをしている。どんなスポーツも、1年を通じて戦ってきた最後のシーズンは満身創痍。まさに『疲弊する時期』なのだ。我々PR会社のビジネスマンも同じで、毎年この時期になると本当に1年間の疲れがどっと背中にのしかかってくる。年末は企業イベントが多いので尚更だ。
ロビイスト/TBSは亀田の試合を引き続き中継
遅ればせながら、DVDで映画「サンキュー・フォー・スモーキング」を見ました。米国たばこ業界の広報マンを主人公にした映画で、我々のようなPR会社や企業広報担当者の方々の多くが既にご覧になったのではないでしょうか。映画としての出来は△でしたが、仕事柄この映画のテーマそのものに興味が元々あるため、それなりに楽しめてみることが出来ました。たばこの煙と肺ガン等の関連を否定し、少しでも喫煙者を増やすために活動するPRマンである主人公(映画の中ではロビイストという呼ばれ方でしたね。たしかに政治的ロビー活動が業務の大きな割合を占めるのは、我々企業向けPRマンとは違う部分かもしれません)。口先だけで、多くの反対勢力をやりこめてしまい、終いには情報操作の王様とまで呼ばれ拉致監禁までされてしまうその姿をシニカルに描いた作品でした。
某ボクサーインタビュー/亀田問題 スター渇望で行き過ぎ
昨晩のことになるが、某有名ボクサーにインタビュー取材のアテンドがあった。僕自身は出張中で参加できず、ウチのスタッフのみの参加だったのだが、終始平穏に取材が済んだとのことで「よかったよかった」という状況。ボクサーだからスポーツ新聞の取材かと思うかもしれないが、諸処事情があって今回は経済新聞の取材。もちろん、その某ボクサーを前に出す裏側には、弊社のクライアントを一緒に記事露出させていくという真の目的があるのだが・・・。その某ボクサーは、世間で大騒ぎとなってしまったあの事件の一方の主人公。取材アテンドで直接本人に会って(しかもサインまでもらってきて)仕事をしたスタッフによると、ものすごく人となりもすばらしい選手であり、もちろんボクサーとしての実力も一級品(チャンピオンですからね・・・)大変勉強になったそうだ。そんなすばらしい選手でも、やはりPR力が無かった頃はスポンサー集めやその他で大変ご苦労をされていた時期があったのも事実でした。
プレス誘致は寿命を縮めながらがオツ?/亀田の涙
本日は某クライアント企業のプレス誘致イベント・・・だが、雨のためか集まりがそれほど良いというわけではなかった。13社程の媒体を呼ぶことに成功したのだが、正直20社は超えたいところなのだった。事前の出欠確認では相当数の出席予定を頂いていたんですけどね、うーん・・・胃が痛い。クライアント企業の担当者からも「PR会社って胃が痛くなりそうですね」とのお言葉を頂いた。「PRマン55歳寿命説」というのは割と本当の話ですね。でも、テレビマンだった時代も、激務の連続連続で「このままいくと明らかにオレの寿命は長くないな・・・」と確信したものでした。どっちの職業を続けるにせよ、結局、自分の寿命は短いハメになっていたのでしょうかねえ。。。ちなみに今日は任天堂の決算があり、経済系記者がみーんなそちらに行っちゃっていたそうな、というオチまであり。
さてさて、本日は任天堂決算だけではありません。午前中は例のボクシング亀田家問題で大きな動きがありました。まさかあの亀田興毅の目にうっすらと涙が浮かぶとは・・・ね。
東国原知事がテレビ番組をきっかけに復縁?
今最も注目を集める「カラダを張ったPRマン」の一人に、宮崎県の東国原英夫知事がいる。彼が知事となって以来、そのPRパフォーマンスによる経済効果抜群で、宮崎県内で鳥インフルエンザが発生した際、知事のテレビ出演による宮崎地鶏のキャンペーン(ディフェンスPR)は最大165億円の広告効果に当たると電通が算出している。そんな東国原知事だが、8月29日放送のテレビ東京系「いい旅・夢気分」(午後8時)に出演し、元妻の女優かとうかず子(49)との復縁を、今も願っているとアピールするらしい。広告効果100億円超のPRマン直々の訴えに、かとうさんはどういったリアクションを取るのかが個人的に結構楽しみなのだが、東国原知事に習った二匹目のドジョウを狙った動きが、芸能界の水面下で動いているという。
多角化する芸能マネジメント事務所の戦略
大手旅行代理店のJTBが芸能マネジメントビジネスをスタートさせたと発表があった。設立目的は育てたタレントを自社のプロモーション活動にて活用させていくことだというが、こういった自前主義戦略は珍しいと思う。タレント育成は莫大なコストが係り、成功の確率も高いとはいえないため、外部の者が突然参入して上手くいくとはどうしても思えないのだ。そういったリスク軽減のために、本体事業の資金でそこそこ名前の知れている声優さん?(僕自身は全く知らない方だ)をひっこぬいてきているようだが、この戦略は吉と出るのか凶とでるのか。ちなみに、JTBはしばらくタレントを使用しないプロモーションを行ってきたが、近年、上戸彩さんを起用するCFで、それなりの成功を上げているようだ。上戸彩さんというと、名門オスカープロモーションの所属だが、モデルとタレント含めた4000名からの所帯をまとめていくオスカーの戦略は緻密で深遠だ。異業種の突然の参入は楽ではないと思うのだが・・・。よっぽど上戸彩さんのギャラが高かったのだろうか?
ブルドックソース、「ホワイトナイト」発動か?
関西圏の人などはあまりブランド自体を知らないようだが、僕のように関東に生まれた人間にとって、子供の頃から食卓に上がるソースといえば「ブルドックソース」だった。今では見かけないが、テレビCFもガンガン打っていた時期があり、愛嬌のある(?)ブルドッグキャラクターが、ほっぺを揺らしながら「ぶ~るどっくそ~~す」とお決まりのフレーズを言うアニメーションを良く覚えている(ちなにみブルドッ「グ」ソースではなく、ブルドッ「ク」ソースが正式ブラの名だ)。そんなブルドックソースが、外資ファンド スティール・パートナーズ・ジャパン・ストラテジック・ファンドからTOBを突きつけられて窮地に立たされている。ブルドック社は友好的株式引き受け企業を募集する「ホワイトナイト」で対抗をする模様だ。