今時の視聴率 瞬間最高視聴率50%超=世界フィギュア

視聴率を20%超えたテレビ制作者は周囲からまるで神様のようにあがめられる。莫大な資金を投入して日々造られているゴールデンやプライムの番組でも、簡単に20%を超えることは出来ないのが現代のテレビ事情だ。そんななか、軽々と50%を超えてしまうようなコンテンツ(近年では、ボクシングフライ級の亀田興穀の試合、サッカーワールドカップ、今回の世界フィギュア等・・・野球のワールドカップもかなりの視聴率だっただろうか)はその殆どがスポーツの大きな国際マッチ、しかも日本代表選手・チームが関る試合に偏っている。別に今に始まった事ではないのだが、こういったイベントがない「平素」の状態で視聴率を取るのは本当に難しい。

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中松氏が出馬表明=都知事選と300万円のPR術

一人の東京都民として、都知事戦には非常に関心がある。注目度の高い選挙なだけあって、毎回注目されるのが「色モノ」立候補者だ。正直、何故立候補をしたのか、何がしたいのか分からない頓珍漢な輩が毎回にぎやかしで存在するのが都知事選の特徴。今回もここにきてタレントの桜金造氏、もはや都知事戦の常連・ドクター中松こと中松善郎氏、ふくろう博士こと古川のぼる氏など、小学生にも「PR目的の出馬」であることが看破されそうな面々がそろってきて、大変ワクワクしてしまう。しかも、ふくろう博士などは立候補宣言をしたにも関らず、体調不良を理由に立候補を断念(自分の体調くらい元々分かっていたのでは???)。代わりに見た事も聞いた事もない(失礼!)占い師が同氏のために立候補をするという頓珍漢ぶり。いやいや、今回もまた楽しくなってきました。

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テレビ批判は妥当だったのか?堀江被告保釈保証金は5億円

色々な意見はあるだろうが、テレビメディア界に噛み付いた男が事実上の敗北を言い渡された。「テレビは死にゆくメディアであり、もう誰も見向きをしなくなる。これからはネットだけが生き残る道だ」と豪語してはばからなかった、元ライブドア社長堀江貴文氏。皮肉な事に最後まで彼の名前を我々「コアなネットユーザーではない一般人」に知らしめる事が出来たのは、テレビというメディアの力があったからだった。テレビ側にも功罪あれど、彼の主張たる「テレビは死にゆく」という考え方は、これ至極妥当であったという結論には達しないようだ。テレビを嫌い(?)、テレビに有名にしてもらった男が、テレビを買収しようとしてついに敗北した。

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40万円からディスカウント?マイケル5分で1万5000円に

今日はそれ程ブログに書くネタがないので、まったり感溢れる雑談系。先日、有楽町のビックカメラの前が大騒ぎになっているなあと思ったら、マイケルジャクソンが貸切で買い物をしていたと後ほどニュースで知りました。当日はものすごい人だかりで、「邪魔だなあ」と思いながらすいすい人ごみをサイドステップでよけまくっていたのだが、なるほど納得。そういえば、数ヶ月前にあのパリス・ヒルトンが日本に来たときも、何故か銀座和光前の交差点で、「ぴょんぴょん(←ホントに)」と飛び跳ねながら交差点を闊歩するパリスとすれ違ったのを思い出した。そのときはそれなりの取り巻きが囲んでいたが、マイケルin有楽町程ではなかった。

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テレビ業界構造 「あるある」孫請け制作費10年間で半減

私はテレビ業界のいびつな業界構造をセミナー等でしばしば指摘する事がある。この業界はテレビ局を頂点にした(実態は電通さんが頂点だが)、土建業界もびっくりの超ピラミッド型ヒエラルキー社会であり、その下層に位置する制作会社、特に、2次下請けあたりの制作会社は元請企業に逆らう事は絶対に出来ない。5000万からの制作費用がスポンサーから出されても、代理店や局その他を通過した後に、最終的に制作を請け負う企業の段階では1000万以下まで目減りする事は珍しくないのだ。全く同じ構造が、あるある大辞典でも在った事がこのたびの調査で明らかになったと読売新聞で放送された。我々のようなテレビ業界を知っている者にとっては、何も今更放送されるような、珍しいニュースでもなんでもないのだが…。

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これが融合の形? “YouTubeテレビ”続々

キーワードはAPIだ。Yahoo!などのいくつかのサイトでは、ユーザー参加型のAPI募集コンテストなどを実施しているが、有名サイトとCGMを何かしらの形(APIツールと言う形)で繋ぐ事にウェブマーケッターの注目が集まっている。そして最近では、YouTubeが提供しているAPIを利用して、WiiブラウザとWiiリモコンで簡単に操作しながら動画を見るサービスがガンガン生まれていると言う。

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NHKの存在価値 [みんなのうた] 大物続々歌手側売り込み

NHKは他の民放と全く違うビジネスモデルを持つ組織だが、その存在価値についても全く異なるポジションを保持している。例えば、民放では「視聴率が取れない」「制作に金がかかりすぎる」「スポンサー商品の販売に繋がらない」等の理由で避けられがちな、中高年向けコンテンツや福祉コンテンツ、教育コンテンツなどを堂々と番組として作る事が出来る。同じ事を真似するのは民放のビジネスモデルでは不可能だ。歌番組というジャンルも、そういった「NHKのお株コンテンツ」となっていく運命なのかも知れない。要は視聴率が取れないのだ。

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テレビで失言「偽温泉ある」 群馬県

テレビ番組の影響力を軽んじて(もしくは全く知らずにか?)、思わぬ失言で墓穴を掘ってしまう人は多い。中でも政治家、経済人など、世の中の人々から常に注目を浴びている人の中には、大変テレビ慣れしている人であるにもかかわらず取り返しの付かない失言をカメラの前で露呈してしまう事すらある。ましてや、あまりキー局のテレビスタジオやテレビカメラの視線に慣れていない人物であれば尚更だと思う。昨日、群馬県の太田市長である清水聖義氏がなんと某民放番組内で「太田市の温泉には偽温泉がある」という趣旨の発言を臆面も無く疲労してしまった。市政の長として大失言極まりない。

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人手不足加熱中 = 企業が働くママを支援 =

子供をもつ就業希望者の女性にとって、不景気の時には企業という存在はなんとも憎らしいものに見えたに違いないと思う(それは子供を持つママだけにとってではないかもしれないが)。どんなにチカラの有る女性でも、小さな子供がいるというだけで再就業が難しい状況は、未だに日本のビジネスシーンでは日常的に見られていた。ところが景気が上向きになると、企業側の反応も(悪く言うと手のひらを返したように)変わってくる。人材不足が避けばれはじめてそろそろ久しくなるが、子育て中の母親を全面的にバックアップしながら、就業環境を用意しようという企業が増え始めているようだ。

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3月1日にも菓子の安全宣言=不二家

ウチの近所にも不二家のフランチャイズ店舗があるのだが、例の事件以降、ずっとシャッターが下りたままになっている。しばしば私自身もケーキを購入していたお店だ(不二家のフランチャイズ店はお世辞にも「美味しい店」とは言えなかったが、店主はいかにも真面目に毎日商売に取り組んでいるような、実にいい感じの親父さんだった)。本体の不祥事のためでフランチャイズビジネスに参加しているたくさんの小さな企業が苦しむ羽目に陥った。

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