クロスメディア型PR会社

PR戦略の成否はクロスメディア思考で決まります。

入り口のマスメディアと出口のインターネット


テレビ取材獲得へのプロモート活動は大切ですが、仮に上手くテレビをはじめ様々なマスメディア媒体へのPR露出を単発で成功させたと言っても、それで万事全てが上手くいくわけではありません。せっかく影響力の強いマスメディアであるテレビ媒体に取材して頂いても、視聴者や読者の興味を喚起することに成功したとしても、そういった興味の「入り口」に対応した形の「出口」を準備しておかなければ『報道連鎖』を導くようなPR戦略は完結いたしません。ここでいう「出口」とはインターネット、特にSEO戦略に他なりません。

PR戦略の弱点として、その集客効果の計測方法が長い間指摘されてきました。しかし近年ではインターネットの発達により、メディアで仕入れた情報をインターネット上で検索するという人々の消費行動様式が定着化してきました。よって、メディア戦略を立案するにあたり、情報の入り口であるマスメディアへの施策を施した後は、必ずその情報の出口(クロージングポイント)であるインターネットへの施策も同時に施すことが大変重要になっています。

逆に、インターネット上からの情報発信を戦略的に仕掛けておいて、マスメディアのリサーチャーを「釣り上げる」という方法もあります。当然、その後は再度インターネットに顧客の情報ストリームを流し込み、クロージングを行う手段を施すことも可能です。要は、マスメディア、個別メディア、インターネットメディア等の様々なメディア間情報をクロスさせることによって、シングルメディアPRだけでは実現できない、『大きな反響の潮流=報道連鎖』を生み出すことができる可能性が生まれるのです。

頭では理解できても実行するとなると難しい、こういった複雑なメディア戦略をオペレーションレベルにまで落とし込むには、PR会社のプロフェッショナルならではのソリューションがどうしても欠かせません。

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