雑誌の楽しみを見直す

10日近く入院してしまいました。

長期の睡眠不足が重り過労が原因となって身体の抵抗力が下がっていたらしく、そこにウイルスがさくっと私の体を蝕んだようです。3日以上も熱が39度から下がらず、このままだと子孫が残せない体になってしまう(!)と思い、病院に立ち寄ったら「ここじゃ治せない。すぐ大学病院を紹介するから」と言われて、そのまま搬送→収監(入院)となりました。

入院の間10日間近くも屋内にひっこみっぱなしだったのですが、入院期間の中盤からは体調もかなり良くなり、院内探検などをしていました。すると院内にあるんですね、ローソンが。最近の病院は便利です。おかげで、病院食を食べさせられているのにもかかわらず、買い食いをしまくっていましたが・・・。

で、やはり入院生活というのは本当にやることがない。そこで、病院内にあるローソン(一応24時間営業)の雑誌新聞を片っ端から購入することに決めました。全読破してやろうということです。

そうと決めたら、すぐに1日10冊程度の雑誌を買い込み、しかも、できるだけこれまでふれたことのない雑誌をどんどん購入していきました。女性誌や料理雑誌、僕にはコンセプトがあまりよくわからないライフスタイル雑誌から、教育、子育て、時計、服、中年専門ライフスタイル誌、ギャンブル誌、アダルト誌なんでも御座れでした。

これらを乱読するわけです。すると、インターネットサーフィン(←今この言葉使うのでしょうか?)というか、ネットブラウジングやRSSリーダーに飛び込んでくる情報よりもずっと楽しいわけです。知的好奇心を振るわす・・・というかなんというか。要は「深いなあ」と思うわけです。

雑誌の素晴らしいところは、欲しい情報以外の雑多な情報も自然目に飛び込んでくるように作られていることでしょうか。それと、やはり情報の深度が素人発信のネットとは違う。やっぱりプロのお仕事なんですよね。プロの仕事だから深い訳です。「深イイ」のです。

世の中では「雑誌離れ」が随分進んでしまっており、もう役目が終わりつつあるメディアであるとも言われています。2007年の販売額は業界全体で十年連続の前年割れ。出荷した三冊のうち一冊は出版社に返本されているそうです。

それでも雑誌、今更ながらじっくり見直してみると凄くいいですよ。情報雑誌等では即時性に勝るインターネットに軍配が上がりますが、1つのテーマをプロがしっかり深掘りしてレポートしてくれる。これは雑誌ならではの楽しさですよね。その中には、雑誌を手に取る前には予想もしなかった知識がちりばめられており、我々のようなPRマンは、再度、雑誌の強みというものを考えなおして、勉強し直すべきではないのかな・・・と強く思ってしまった次第であります。




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