電話番号テロップ

某クライアントの番組オンエアにおいて、電話番号のテロップ出しがOKになった。
近年はテレビ番組が取材先の電話番号を番組内で紹介することは大変に珍しく、基本的には電話番号やURLは紹介不可能ということが定説になっています。
しかし、とある方法(これはちょっと企業秘密)を使ったり、大変に良好な関係を放送局と保っていたりすると、時々ではあるがこういった通常はできない部分のPRができたりすることもあります。100%のケースに適用できることではありませんが、電話番号がテレビで紹介されるのとされないのには大きな違いがあります。電話番号が紹介されれば、1件でも多く視聴者からの反響がクライアントに届けられますからね。
ちなみにテレビ局がこうやって電話番号を紹介したがらないのには訳があります。一番の理由は、テレビという媒体の影響力があまりにも強いため、電話番号を紹介してしまうと「おっちょこちょいの視聴者」から、間違い電話がガンガンかかってきてしまう可能性が大きいわけです。そしてその間違い電話を受けてしまった先の方が、放送局までクレームを入れてしまう・・・という事態をいやがるので、基本的に電話番号の紹介には難色を示すことが多いです。
ただし、視聴者に相当なインパクトがある番組を放送してしまった場合、たいがいは放送局の視聴者相談センターに嵐のような問い合わせ電話・メールが舞い込みます。その作業に局がてんてこ舞いになってしまうケースがあるんですね。
つい先日もウチのクライアントをある番組に出したところ、たった1日で全国から1300件の問い合わせが集中してしまい、ディレクターさんがプロデューサーさんに「何で電話番号なんか直接載せちゃわなかったんだ!」と怒られてしまったそうです。不思議な逆転現象ですね。
この事例を常にPR交渉の際に出していれば、
この番組枠は次回から電話番号のテロップ出しOK!ということで。。よろしいでしょうかね(笑)
さて、そろそろ帰宅です。

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