金融・不動産関連業向けPR


金融・不動産関連業マーケティングにおけるPR戦略

業界事情から商品の差別化及び商品ベネフィットをターゲット顧客へ的確に説明することが難しいためか、金融・不動産関連事業を営んでいる企業様にとっては事業戦略のなかでプロモーションは大きな悩みの1つであると言えるでしょう。特に、複雑な金融商品などにおいては、商品知識が豊富でないターゲット顧客に対して、広告上で全てを説明することは非常に難しい(もしくは法的制限等があるので禁じられている)ため、「まずはカテゴリーそのものに興味を持ってもらう」というステップを踏み、直接来店(もしくは訪問営業)等を促しながら口頭で商品セールスを行わなければならないシーンも多々あるでしょう。

金融機関では上記のような理由に加えて、世間からの「反発」によってプロモーションそのものが非常に難しくなっており、単純な大量広告出稿だけではなかなか適切な顧客を獲得することは難しくなってきております。それでもコングロマリット型の巨大金融機関ならば、「まずは商品カテゴリーそのもの興味を持ってもらう」というステップを踏むためだけに、イメージ広告等を大量に打つことが可能でしょうが、中堅企業及びベンチャー企業等においては、短期的な直接収益に結びつづらいそのような物量広告作戦は難しいかもしれません。

そこで有効に活用してもらいたいのがマスメディア媒体へのPRです。しかしながら、業界紙を初めとする専門誌だけならともかく、金融商品及び不動産関連業サービス等を、一般の新聞・テレビ等に露出させていくことには非常な困難が伴います。また、一昔前なら、極々限られた投資家だけにリーチをすれば十分商売が成り立っていたため、大規模な広告などはそれほど多方面で利用されてきたとはいえませんでした。しかし、最近は人口が非常に増加している個人投資家層などを幅広く取り込むこと等が、業界生き残りの条件ともなりつつあり、それら一般的な個人投資家層などにリーチをするためには、彼らが普段目にしているマスメディア記事に金融機関や不動産事業者そのものが露出することが必要です。ところが一つ問題があり、こういった新進顧客層は、えてしてこれまでの既存顧客とは違うメディアからのリーチが必要になってしまうと言う点です。こういった理由からも、これまで一般的なマスメディアへの露出を行ってこなかった金融・不動産関連業の方こそが、今後はマスメディアPRより重視しなければ行けなくなってきております。

「効果的なマスメディア媒体に純粋な記事・番組コンテンツとして出演すれば最大限の集客効果が得られる」

これは金融・不動産関連業のマーケティング及び宣伝担当者様ならば十分承知していることでしょう。しかし、金融・不動産関連業はメーカーや飲食店等と異なり、パブリシティ活動(広報活動)の結果がなかなか出にくい業種のひとつと言えるでしょう。よって、通常の広告代理店様等に依頼をしても、なかなか結果が出ずらい事を、代理店様関係者自身も知っているために、思わず「しかめ面」をされてしまいやすい業種でもあります。しかし、メディアブリッジコンサルティングならば、1流雑誌・新聞の記事はもとより、一般ではなかなか露出をすることが難しいテレビ番組への純粋な露出の最大化を図ることも企画次第では可能になりうるので、PR活動が難しい金融・不動産業界での多面的なメディアリーチ戦略において成功を収める道筋をご提案させて頂く事が可能です。

広告は「耳を傾けてもらえない」時代に

もちろん、潤沢な広告宣伝費をお持ちの企業の場合は、PRに頼ることなく、プロモーションタイムスケジュールのピーク時に合わせて、純広告を段階的且つ大量に投入することで十分な集客が可能になるでしょう。しかし(これをお読みのあなた様がマーケティング・宣伝ご担当者ならば肌で感じていることかもしれませんが)、近年、純広告の効果がどんどん下降線を辿っており、代替的で効果的なプロモーションとしてPRが非常に大きな注目を浴びております。

通常、純広告はオーディエンスの信用を得ることは難しいため(現代人は誰もが広告コピーを「まずは疑ってかかる」はずです。もちろん、これをお読みの貴方様も例外ではありませんが)。いくら広告で丹念に商品・企業の説明をしたところで、どうしても耳を傾けてもらえないのが実際でしょう。ましてや、一般の方にとっては仕組みそのものが複雑(に思える)金融商品や不動産関連商品・サービスはなおさらです。ですから、純粋な記事・番組という形をとるPRは、「広告に見えない広告」として、今後は更に有力なプロモーション手法としてシェアを伸ばしていくことは明らかです。また、有力メディアに対するPR活動は、単純に短期的集客効果を上げるだけではなく、ブランディング戦略にも大きく寄与いたします。

時流に合わせた企画で商品セミナーを情報番組へ出すと言う手もある

金融商品や投資投資物件の説明のためにセミナー等を行っている企業様も数多くあると思いますが、そういったセミナーを少々「メディア向き」に演出しながら、各媒体への出演を買い取っていくという方法はよく行われております。当然、具体的な金融・不動産商品そのもののプレスリリースキットも用意しておきますが、(特にテレビ媒体などは)演出的に画力(えぢから)が求められる場合があるので、それに対応した用意をあらかじめしておくことで、より一層PRの可能性と効果を高めることが可能になります。「テレビでやっていた投資セミナーだから僕(私)も参加してみたい」とターゲット顧客に思わせなければならないのですから、多少の演出のための汗はかかねばならないでしょう。

投資のカリスマとして「人」を広告塔としてメディア露出させる

マスメディア媒体を利用したPR企画には、何も商品や企業そのものを前面に出すだけが唯一の方法ではありません。名物経営者、カリスマ講師、著名評論家として、企業の代表や研究員、スタッフ等をメディアの前面に出す手法(所謂、広告塔戦略です)も、金融・不動産関連事業にはかなりマッチしたPR戦術であると言えるでしょう。当方でもこれまで、多数の「人」をコメンテーター等の役割でメディアへ送り込んできました。ただし、媒体露出する人には、専門知識はもちろん、メディアにて「映える魅力」を兼ね備えていることが必要な場合もあります(特にテレビ媒体ではその傾向が強い)ので、当方と具体的な協議の上でPRの戦略を練る必要がございます。

メディアブリッジコンサルティングはテレビ媒体に強いPR会社として、各種PR企画をはじめ、プレスパーティー、記者会見、啓蒙イベント等の経験も豊富です。テレビ、新聞、雑誌、ラジオ、インターネット媒体への積極的露出を図って収益を上げたいとお考えの企業様は、是非1度お問い合わせを頂ければ幸いです。