労働者派遣法

労働者派遣事業の適正な運営の確保及び派遣労働者の就業条件の整備等に関する法律。労働需給を適正に整備させるという観点から労働者派遣事業を法律で認めることとしたうえで、派遣労働者の就業条件の整備、雇用の安定の視点からは労働者派遣事業に規制を加えるという法律である。1985 年（昭和 60）制定。99 年（平成 11）それまで専門性の強い 26 業種に限られていた派遣先を一部を除き原則自由化など大幅改正。2003 年派遣労働者の優先的雇用などと同時に期間制限の緩和，製造業務への派遣解禁などの改正が行われた。