危機管理事例#2:”奴隷スニーカー”がFacebookで炎上、発売中止へ。

=不適切な商品コンセプトに関する危機管理=

ドイツのスポーツメーカー、アディダスと米デザイナー、ジェレミー・スコットのコラボによる8月発売予定の新作スニーカーのデザインがネット上で炎上し、販売中止に追い込まれるという騒動があった。足首部分が鎖でつながれたようなデザインに、「奴隷を連想させる」といった批判が殺到したためだが、支持する声も多く、同社公式フェイスブックに画像がアップされてからわずか数日後の販売中止決定という結末に。一体何が起こっていたのか。

米国などで販売される予定だった秋冬新作スニーカー「JS Roundhouse Mids」は、オレンジ色の足かせ状の輪がハイカットタイプのスニーカーと鎖でつながれているというデザイン。同社公式フェイスブックに、その画像がアップされたのは6月14日だった。

すると、さっそく「奴隷や囚人を思わせる」「醜悪だ」「その靴を見たとき凍り付いた」「怒りに震えている」「あまりにひどい」……という批判的なコメントが殺到。その一方で、「ユニーク」「履いてみたい」「私は黒人だが問題とは思わない」「単なるデザイン、過敏に反応しすぎ」という肯定的な意見もあり、4000件以上のコメントが寄せられた。

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◆記事ソースリンク:ITmedia(産経新聞)

※画像はITmedia(産経新聞)

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