時系列・地図調査プロジェクト
グリコ・森永事件
The Glico-Morinaga Case ― 1984〜2000
1984年3月、江崎グリコ社長誘拐に始まり、犯人「かい人21面相」が食品各社を次々と脅迫した
戦後日本を代表する劇場型犯罪。犯人は一度も逮捕されず、2000年に全事件が公訴時効を迎えた。
本サイトは、取引誘導ルート・キツネ目の男の足取り・青酸菓子ばらまきを、
一次報道をもとに地図と時系列で可能な限り正確に再構成した調査資料である。
36社
脅迫された企業(食品・流通)
10億
要求額(円)+金塊100kg
144
脅迫状・挑戦状(通)
未解決
広域重要指定114号
130万1000
投入された捜査員(延べ・人)
12万5000
捜査対象となった人物(人)
2万8000
寄せられた情報(件)
600
遺留品(300種・約600点)
※捜査規模の数値は事件40年の総括報道(神戸新聞・日本経済新聞/2024年3月)による。脅迫状・挑戦状の総数は「144通」(同報道)と「147通」(岩瀬達哉『キツネ目』講談社)の2説があり、本サイトは報道系の144通を採り、両論を 検証ノート に併記している。脅迫の対象は中心的な数社にとどまらず、食品メーカーから百貨店・スーパーまで36社に及んだ(経済的影響時系列)。
※「36社」は本編動画で社名が挙がる脅迫対象企業の実数(重複を除いた延べ社数)。内訳は ①1984年10月の一斉送付27社(ジャスコ/ユニー/ニチイ/長崎屋/西友/イズミヤ/ダイエー/イトーヨーカ堂/忠実屋/平和堂/丸井/大丸/阪急/高島屋/三越/日本ハム/エスビー/ハウス食品/伊藤ハム/味の素/雪印乳業/明治乳業/明治製菓/山崎パン/ネスレ日本/北日本食品/ヤクルト)、②7月12日の7社一斉のうち①に含まれない日清製粉、③個別に脅迫された江崎グリコ・丸大食品・森永製菓・森永乳業・不二家・駿河屋、④グリコの取引先・関連会社として脅迫状が送られた長岡香料・東洋紙業朝日。①の27社は「など合計27社」と報じられた範囲であり、社名が公表されていない企業を含む可能性があるため、36社は「動画で名前を確認できた社数」であって「被害社数の確定値」ではない。7月22日の4社(味の素・ジャスコ・ユニー・ニチイ)は①と重複するため二重計上していない。
YouTube動画制作の過程で作成した調査資料を公開しています
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🗺 地図・時系列
事件は兵庫・大阪・京都・滋賀を舞台に、府県をまたいで展開した。取引誘導ルートと主要地点を地図・年表で追う。
📜 一次資料(再現)
犯人が送りつけた文書を、写真を使わず打ち直しで再現する(原文ママ)。
🔍 検証・出典
本チャンネルは事実主義・一次資料優先を旨とする。裏取り状況を包み隠さず公開する。
📊 データ・分析
事件が市場と企業に与えた影響を、裏取りできた数値だけで整理する。

本プロジェクトについて

本資料集は、YouTube動画制作の過程で作成した調査資料を公開するものです。内容に誤りを見つけた場合は、動画のコメント欄でご指摘ください。一次資料・一次報道に基づく訂正は速やかに反映します。

一次資料の優先:日付・時刻・場所・数字・固有名詞は、可能な限り一次資料および独立した複数の信頼できるソースで裏取りしています。裏の取れていない事項は「事実」として断定せず、要検証推定異説のバッジで区別しています。検証済は独立2ソース以上で一致した事項です。

事実・推論・創作の境界の明示:報道・捜査で確認された事実、状況からの推論、報道以外の憶測を厳密に区別します。「キツネ目の男」は犯人と断定された人物ではなく、複数回目撃された不審人物として扱います。

関係者への配慮:存命の関係者・遺族に配慮し、被害企業担当者の自宅などは市区レベルまでの表記に留め、個人の特定(実名住所等)は避けます。犠牲・被害を扇情的に描くことはしません。

主要参考ソース: